目次
はじめに
宗像大社は3つの宮と高宮祭場があります。今回は、宗像大社辺津宮(へつみや,へつぐう)について書きます。宗像大社辺津宮には宗像三女神の三女、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られています。
田心姫神(長女) | 沖ノ島の沖津宮 |
湍津姫神(次女) | 大島の中津宮 |
田心姫神、湍津姫神が祀られている沖津宮、中津宮は海の向こうの大島、沖ノ島にありますので、一般の方が簡単に行けるところではありません。
沖ノ島に関しては基本的に入島禁止の島なので、大島に沖津宮遙拝所という沖津宮をお参りできるお宮があります。
撮影日:2019年02月22日
宗像大社・拝殿
国指定重要文化財
宗像三宮の総社である辺津宮は住古より第一宮と呼ばれ、全国約6200社の宗像神を祀る神社の総本宮です。
現在の本殿と拝殿は、約500年前の弘治3年(1557)の焼失により再建したものです。本殿は戦国時代真っ只中の天正6年(1578)時の大宮司第宗像氏貞(むなかたうじさだ)公によって再建されました。
拝殿は本殿再建の12年後の天正18年(1590)毛利元就(もうりもとなり)の三男で毛利両川(もうりりょうせん)の一人として知られ、当時の筑前国の領主であった小早川隆景(こばやかわたかかげ)公によって再建されました。
本殿・拝殿ともに国の重要文化財に指定されています。平成25年には屋根及び社殿塗装の修復が実施され同26年12月08日には遷座祭を斎行しました。
宗像大社・本殿
国指定重要文化財
本殿には市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が祀られています。
辺津宮「本殿・拝殿」
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