宗像の遺跡,古墳

宗像,遺跡,|桜京古墳(国指定史跡)

宗像観光名所である国指定の遺跡,桜京古墳に行ってきました。道路が整地されていないため、車で入るのを迷いましたがUターンできそうな空き地があったので中まで入りました。

訪問日,2019年02月25日

桜京古墳(国指定史跡)とは

現地の看板によると

桜京古墳は、宗像地域唯一の装飾古墳です。墳丘の形は前方後円墳で、長さは39mあります。後円部には石室があり、奥壁部には石屋形と呼ばれる埋葬施設が設けられています。その石屋形の柱や奥壁には、赤・緑・黄で塗り分けられた三角形を連続した装飾が施されています。装飾古墳は全国で約700基ほど発見されており、主に肥後や筑後地域に多く見られます。当古墳の築造は、こうした地域からの影響を受けたものと考えられます。近隣では、桂川王塚古墳(桂川町)や竹原古墳(宮若市)などがあります。昭和53年03月31日指定,宗像市牟田尻2019番地

海の道むなかた館でもらった資料によると

桜京古墳は、市内を流れる釣川河口の左岸丘陵(標高約45m)に位置する古墳で、前方後円墳とよばれる形をしています。墳丘の全長は39m、後円墳には古墳の主が埋葬されるための横穴式石室が築かれ、その玄室には石屋形(奥壁にはめ込まれた板石を長さ約1.7mの石柱で支えた埋葬施設)がつくりつけられています。石屋形には彩色と線刻で三角文が描かれ、全国でも約700基しか見つかっていない装飾古墳のひとつです。

2019年02月現在は桜京古墳は見学できなくなっています。

発見したのは高校生

昭和46年、考古学が大好きな高校生たちにより装飾古墳であることが確認されました。彼らは学園祭で宗像の遺跡について発表するために遺跡分布調査を行っていました。入口の開いた石室にもぐり込み、入口から8mほど進んだところにある石屋形を懐中電灯で照らしてみると、奥壁の一番下にある巨石(鏡石)や石柱の全面、側面に鮮やかな赤・緑・白色で塗り分けられた三角文が浮かびあがりました。当時の新聞には「福岡県北端で初めて」などの見出しで大きく報道されました。

発見後の調査

高校生たちによる発見の後、昭和49年度に福岡県教育委員会による調査が行われました。発見された装飾分は様浅い線刻で三角形の模様をつくり、赤・緑・白色の三色で塗り分けた珍しいものであることが分かりました。古墳の築造は6世紀後半と考えられますが、石室の壁には「寛文拾参年(1673)」と江戸時代の年号が落書きされており、すでにこの時代には開口してたようです。その後、平成15年から17年度にかけて墳丘の元の形を知るための調査が宗像市教育委員会によって行われ、墳丘の復元図を作成するとともに、墳丘のくびれ部に第2の石室がある事を確認しました。

装飾文と宗像の関係

著名な文化人類学者、金関丈夫氏は著書の中で「胸に鱗型の入墨をした海部の子孫、これがが北九州のムナカタ氏である。」と記しています。「宗像」の名の起源のひとつである入墨説は、地形説(昔、海が内陸まで入ってきており無沼潟・空潟=干潟であったため)と並んで有名です。

また、桜京古墳の装飾に見られる三角文は海部(海の民)に好まれた魔よけの文様で、魚のウロコをモチーフとした鱗文とみる考え方があり、八女市立山山13号墳から出土した人物埴輪の衣服にあらわされた胸の三角(鱗)文などがムナカタ氏の入墨文様に通じるという説もあります。装飾古墳や石屋形は筑後(福岡県南部)地方や肥後(熊本県北部)地方で多く見られ、石屋形をもつ古墳は宗像地域でも複数確認されていることから、これらの古墳が造られた時期にこれらの地域との密接な関係があったと考えられます。

桜京古墳,石屋形

石屋形・・・・・奥壁にはめ込まれた板石を長さ約1.7mの石柱で支えた埋葬施設

桜京古墳,装飾の復元図

参考資料

海の道むなかた館パンフレット

海の道むなかた館,インフォメーション

開館時間 

9:00~18:00

休館日

毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日)

年末年始(12月29日から翌年01月03日まで)

※臨時開館することがあります

入館料

無料(特別展示等の場合は有料になる場合があります)

お問い合わせ先

海の道むなかた館(宗像市郷土)

住所 福岡県宗像市深田588番地

電話番号 0940-62-2600

FAX 0940-62-2601

関連サイト

海の道むなかた館 http://searoad.city.munakata.lg.jp

むなかた電子博物館 https//munakaku.jp/

桜京古墳,アクセス

811-3503 福岡県宗像市牟田尻1983

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